HOME ≫ こどもの矯正 ≫
こどもの矯正
こどもの矯正とは
顎骨や歯を支える骨の成長がある時期に行う矯正が、子どもの矯正です。
大人の矯正治療とは異なり、成長を利用することで骨格の発達を正しく導き、バランスを整える治療となります。
はしもと歯科では、小学生低学年からマウスピースを使用した矯正歯科治療が可能です。取り外しの可能なマウスピースを使用して矯正治療を行います。固定されたワイヤー装置を使用しないため、違和感や痛みが少なく、食事や歯磨きもスムーズです。小さいお子様は、歯磨きが上手にできない場合もあり、固定式の複雑なワイヤー治療を行うとむし歯リスクが心配ですが、取り外しのできるマウスピースであれば、これまでと同じように歯を磨くことができ、お食事の制限等もありません。
子供の矯正を始めるタイミングはいつ?
子供の矯正を始めるのはいつからが良いのだろう?とお悩みの方は、まず矯正歯科医に相談をしてみましょう。
治療の開始時期は、症状や状態により異なりますが、お子様の歯並びが気になった時が、相談のタイミングです。
☆子供の矯正は、前歯が子供の歯からはえ変わった時が開始する目安になります。
メリット
- 子供の時に治療を開始することで、顎や骨の成長を利用した治療が可能です。
- 成長期に顎骨を広げることで、歯を抜かずに並べる可能性が高くなります(個人差がありますので担当医にご相談ください)。
- 早期にお口の周りの筋肉のバランスをとることで、後戻りが少なくなるため、長期にわたってキレイな歯並びを維持することができます。
はしもと歯科で行う子供の矯正の特徴
- ワイヤーを使用しないため、歯の掃除がしやすく、むし歯の心配を減らします。
- ワイヤーを使用しないため、口内炎や器具の痛みが軽減されます。
- 矯正装置を取り外しが可能なため、これまで通り、食事を楽しんでいただけます。
- スポーツをする時、ボール等が当たっても矯正装置でお口の中が傷つくことがありません。マウスピースはスポーツ中も歯を守ります。
- 吹奏楽部等で楽器を演奏される方も、マウスピースなら支障がありません。
- インビザラインファースト、T4K、ムーシールド等の取り外し式マウスピース装置から、お子様の歯の状態にあわせて最適なものを選択し、使用します。
初診相談(カウンセリング)の流れ
矯正治療をご検討されている方は、矯正相談(カウンセリング)のご予約をお願いいたします。お時間は45分から60分程度となります。
初診相談は無料です。(現在他院にて矯正治療中でセカンドオピニオンをご希望の方は、相談料5,000円+税がかかります。)
ご予約はお電話(084-953-6484)もしくはネット予約をご利用ください。
(1)問診 気になっている所、相談したいこと、治療に対してのご希望をお伝えください。 |
(2)お口の中のチェック 歯並び、歯肉と歯の状態をチェックします。 |
(3)iTeroによる歯型撮影 iTeroという機械を用いて、歯型をスキャンします。 |
(4)治療の説明、費用の説明 矯正治療の内容、装置や費用について詳しくご説明します。 |
(5)歯並びシミュレーション スキャンした歯型を用いて、矯正治療した場合のシミュレーション結果を作製し、ご説明します。歯のはえかわり中で、大人の歯が少ない場合は、シミュレーションが行えない場合があります。ご了承ください。 |
矯正治療の流れ
(1)ご相談 お口の中を診察し、治療のシミュレーションをお見せします。治療方法・期間・費用などのご説明を行います。 |
(2)精密検査 レントゲン撮影・歯型スキャン・写真撮影・むし歯リスク検査を行います。 |
(3)診断 検査結果および治療計画の説明・治療方針の決定を行います。 |
(4)装置作製 診断後約10日から2週間程度で装置がクリニックに届きます。 |
(5)装置セット・矯正治療開始 ご来院いただき、装置をお渡しします。使用方法の説明、アプリの設定を行います。 |
(6)定期的なチェック 治療の進行により来院頻度は異なりますが、順調に進んでいる場合で1~2か月に1回程度、ご来院いただいてのチェックになります。チェック時は、定期検診として歯のクリーニングとフッ素塗布も行います。ご遠方からご来院される方は、来院頻度を少なくするように計画することも可能です。ご相談ください。 |
(7)リテーナー(保定装置)開始 歯を動かす治療が終了したら、歯並びをキープする期間に入ります。歯並びが落ち着いてきたら、夜のみリテーナーを使用していただきます。 |
(8)定期的なメインテナンス 定期健診にてクリーニングと歯並びのチェックを行います。 |
矯正治療の費用 お支払いについて
精密検査・診断料 | キャンペーン価格2万2千円(2万円+税) 期間限定で小学生のお子様のみ検査料が割引になっています。 (通常価格 5万5千円(5万円+税)) |
---|
マウスピース型矯正装置
子供(小学生)の矯正1期治療 20万円+税
治療期間 | 2年程度(12回程度通院) マウスピースを主に就寝時に使用します。歯並びに応じてマウスピースを交換していきます。1.5~2年程度、大人の歯のはえかわりまで使用します。 |
---|---|
初回装置代 | 20万円+税 |
調整料 | 装置代に込み チェック時に検診お掃除フッ素を行います(健康保険) |
- 1期治療のみで矯正治療が終了する場合もありますが、大人の歯にはえかわった段階で、必要がある場合は2期治療に移行します。小学生であっても、高学年で歯のはえかわりが早い方は、1期治療ではなく、大人と同じ矯正治療となる場合がございます。矯正治療開始時に初回装置代がかかります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)
1期治療を終了後、永久歯がはえ揃った段階で全体の歯を並べる治療 60万円+税
治療期間 | 1年6か月~2年6か月程度 最長3年(12回~20回程度通院) |
---|---|
初回装置代 | 20万+税 |
矯正料 | 40万+税 (2万円+税×20回) |
リテーナー | 治療後の歯並びを保つためのマウスピース 4万円+税 |
---|
- 初回装置代が、装置を作製する時点でかかります。
- 矯正料は分割でのお支払いが可能です。(2万円×20回)
- 各種クレジットカード・電子マネーがご使用いただけます。
- デンタルローンがご使用いただけます。
- 初回装置代と矯正料は、まとめてのお支払いも可能です。
- 上記の治療費には消費税が加算されます。
保証制度について
はしもと歯科では、独自の治療保証制度を設けています。
インビザラインの治療期限内に、アライナーやマウスピースを付けることが難しく治療が進まない場合、月々の調整料(5000円+税)のお支払いのみで唇側ワイヤー矯正に切り替えることができます。マウスピースの矯正装置代はかかりますが、ワイヤー装置代はいただきません。
もし、ライフスタイルの変化等でマウスピースをつけることができなかったらどうしよう?子どもはマウスピースを使用できるだろうか?と心配な方も、安心して治療を開始していただくことが可能です。
治療期限は、インビザラインファーストで2年以内、インビザラインセカンドで3年以内となっています。この治療保証制度は2023年1月以降のご契約の方が対象となります。
インビザライン(薬機法対象外)とは?
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害 救済制度の対象外となる場合があります。
マウスピース矯正で使用する装置が日本で医療機器としての矯正装置と認められるためには、 薬事承認されている材料を使用していること、日本の国家資格である歯科医師か歯科技工士が製作したものであることが必要です。
当院で使用しているマウスピースをつくるための素材は、薬事承認されており口の中に入れて問題のあるものではありません。しかし、マウスピースは海外で作製され、日本に送られてくるシステムとなっています。
治療を担当する日本の歯科医師が設計したマウスピースですが、海外で作製しているため、薬機法対象外となっています。薬機法対象外の装置を使って保険診療を行うことはできません。
しかし矯正歯科治療は保険外診療になりますので、歯科医師の裁量のもと使用することは問題ありません。
当院では担当する歯科医師から説明を行っています。
- 1日の装着時間や診察のアポイントを守られない場合、担当歯科医師の指示通りに使用しない場合は診療結果の実現性に影響を与える可能性があります。
<矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費診療です>
<矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について>- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし 歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあり ます。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
(日本矯正歯科学会ホームページガイドラインより)